この本はマジで面白かったですね!
いろいろな項目に分かれて
書かれているんですが
僕が衝撃だったのはタイトルにもなっている
『バカと無知』の項目。
そもそも議論をしないというのが
ぼくのモットーでした。
その理由は、
議論になったとき
勝っても負けても
得をしないという考えからです。
要はマウントの取り合い。
負けたらめちゃムカッとするし
勝ったらマウント取れて嬉しいけど
恨まれておしまい。
虚しいよね・・
だから
そもそも議論には参加しない。
そういう結論に至っていました。
では、それを踏まえて
この本の面白いところをご紹介します。
とある研究で明らかになったのが
バカな人ほど自分を過大評価する。
賢い人ほど自分を過小評価する。
これは人類の進化に関係するのですが、
人類は群れを作ることで
厳しい環境を生き延びてきました。
群れから外されるのは死を意味します。
だから無能な人は排除されないため
自分はすごいとアピールする必要があって
逆に有能な人はバレれると
上から排除される可能性があるから
あえて正体を隠す。
能ある鷹は爪を隠すというやつですね。
そうやって
進化してきちゃったんです。
DNAに刻み込まれてしまってるんです!
これは仕方がないんです。
さ、ここで問題です!
賢い人とバカな人が議論すると
どうなるでしょうか?
みなさん・・
嫌な予感がしますよね?
はい、その通りです。
バカが勝ってしまうんです!
バカは自分がバカだと気付かず
本気で有能だと思っているので
自分の意見を押し通します。
賢い人は自分を過小評価するので
バカの意見を取り入れてしまいます。
なので、
バカと賢い人が議論をすると
十中八九悪い方向へ進むということです。
いやぁ~
恐ろしい事実。
正直、血の気が引きました。
だから今の日本は・・
いや、なんでもないです!!
ちなみに
賢い人同士が議論するとどうなるか?
こちらは
最高のイノベーションを起こします。
超絶頭のいい人だけが集められる
シリコンバレーなど
まさにその典型ですね。
いやだからマジで!!
議論は頭のいい人たちだけで
やった方がいい!!
これはもう僕の切実な願い。
でもきっと賢い人たちは
そっと静かに要領よく
生きていっちゃうんだろうなぁ。
ということで
自分が賢いのかバカなのかは置いといて
僕はやはり議論はしないことにします。
議論がどうしても必要になったら
隠れている賢人たちを探し出して
無理やり引っ張り出して
議論させたいと思います。
もはやそれが僕の使命なのかもしれない。
かなり過激な本ですが
よかったら手に取ってみてください!